2024.06.06 知のB1

【第45回ブックダービー“知のB1”開催報告】

令和哲学カフェ特別企画

ブックダービー“知のB1”を開催しました。

「Beyond Crisis」シリーズでは、2050年人類滅亡の危機の背景にある以下の6つの危機に関連する本を紹介してもらい深めています。

1、気候変動による環境破壊

2、世界三次大戦

3、存在孤独・存在不安

4、脳疲労

5、AI時代の人間の尊厳破壊

6、1~5の危機の結果、拡大する貧富の格差

今回も素晴らしい本が揃い、本質を優先するのか現実を優先するのかとても迷いましたが、ゲームの楽しみとして順位を決めました。

第1位に選んだのは、喜多島真由美さんが紹介された

『さとりをひらいた犬 ほんとうの自分に出会う物語』

刀根 健 著

です。

質問力が大事です。

現実からみたら、今のAIのレベルでは「生成AIをどう使うのか」という問いは正解だと思いますが、人間の脳機能より1兆倍以上になったらAIを使うことができる人がいるでしょうか?

それよりも、「あなたは誰だ?」純度100%心そのものになることです。そのシンプルな質問が、脳から出る答えをいろんな質問で潰すことができます。

人間とは何?あなたは何?それをわかりやすく書いている本であり、喜多島さんの紹介も上手だったので、今回はこの本を1位に選びました。

第2位~第5位は以下のとおりです。

第2位

長内 知恵美さん

『「愛着障害」なのに「発達障害」と診断される人たち』

岡田 尊司 著

第3位

小田原 千草さん

『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」』

川添 愛 著

第4位

那倉 浩太さん

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

三宅 香帆 著

第5位

高岡 拓真さん

『生成AIで世界はこう変わる 』

今井 翔太 著

本を通して様々なジャンルの情報知識に出会えるのがブックダービー知のB1です。次回もぜひご参加ください。

次回の開催は7月28日(日)21時~22時半です。

https://www.youtube.com/watch?v=sVbtRHsQT4U