令和哲学カフェ特別企画
ブックダービー“知のB1”を開催しました。
「Beyond Crisis」シリーズでは、2050年人類滅亡の危機の背景にある以下の6つの危機に関連する本を紹介してもらい深めています。
1、気候変動による環境破壊
2、世界三次大戦
3、存在孤独・存在不安
4、脳疲労
5、AI時代の人間の尊厳破壊
6、1~5の危機の結果、拡大する貧富の格差
今回も素晴らしい本が揃い、本質を優先するのか現実を優先するのかとても迷いましたが、ゲームの楽しみとして順位を決めました。
第1位に選んだのは、喜多島真由美さんが紹介された
『さとりをひらいた犬 ほんとうの自分に出会う物語』
刀根 健 著
です。
質問力が大事です。
現実からみたら、今のAIのレベルでは「生成AIをどう使うのか」という問いは正解だと思いますが、人間の脳機能より1兆倍以上になったらAIを使うことができる人がいるでしょうか?
それよりも、「あなたは誰だ?」純度100%心そのものになることです。そのシンプルな質問が、脳から出る答えをいろんな質問で潰すことができます。
人間とは何?あなたは何?それをわかりやすく書いている本であり、喜多島さんの紹介も上手だったので、今回はこの本を1位に選びました。
第2位~第5位は以下のとおりです。
第2位
長内 知恵美さん
『「愛着障害」なのに「発達障害」と診断される人たち』
岡田 尊司 著
第3位
小田原 千草さん
『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」』
川添 愛 著
第4位
那倉 浩太さん
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
三宅 香帆 著
第5位
高岡 拓真さん
『生成AIで世界はこう変わる 』
今井 翔太 著
本を通して様々なジャンルの情報知識に出会えるのがブックダービー知のB1です。次回もぜひご参加ください。
次回の開催は7月28日(日)21時~22時半です。