ー無為自然のアモール・ファティー
第17回アモールファティ祭を開催いたしました。多くのの方にご参加いただき、ありがとうございます。今回は「無為自然のアモール・ファティ」をテーマにお送りしました。
無為自然に生きるとは、どういうことでしょうか?
私たちの生きる世界は、原因と結果の世界であり、今あるのは結果にしかすぎません。人間が石を投げたら、犬は結果である石に吠えますが、賢い虎は原因である人間に吠えます。
1945年8月6日と9日に、広島と長崎に原子爆弾が投下されましたが、私たちは、この結果に吠えても何も変わりません。
結果を生み出した原因にメスを入れ、もっと深い原因に行く必要があります。
原子爆弾を作ったのは西洋の学問であり、「存在が存在する」という認識が土台の学問です。絶対に神が存在し、目で見ることが大前提で、目にみえないナイフを投げ合い、「目には目を、歯には歯を」で戦いは決して終わりません。
一方で、日本が行ったのは、原子爆弾を投下されても、まるで何も無かったかのように、アメリカがつくる世界秩序に従い、すべてを手放し、負の連鎖を止めました。
日本文明の決断と覚悟は、全人類の未来を見据えた、無為自然のアモール・ファティです。
完全学問で「無」の認識を得た日本は、もう二度と戦争をしない愛の爆弾を投下し、世界恒久平和を創っていきます。
次回は6月15日(土)20時から開催予定です。
テーマは「アドラー心理学の弱点を射抜く日本文明のアモール・ファティ」です。
お申込み先はこちら:http://ptix.at/pLzqs5