今、世界で起きている戦いの中心は何でしょうか。
それはソフトウェア戦争(デジタル経済戦争)です。
人口13億人の中国の巨大市場を巡って、アメリカと中国の激しい戦いが繰り広げられています。
グーグルを代表とするアメリカは、個人のパソコンとモバイルを運用するプログラミング言語を持っています。
中国は、Googleだけでなく、FacebookやTwittet、LINEなどの海外サービスを利用できないよう防御壁で守っています。そして百度、Weibo、WeChatなどの様々な有力企業が中国の巨大市場を押さえています。
アメリカ、中国ともに国策としてIT産業を育ててきたので、巨大なシェアを獲得し、とてつもない影響力を持つに至っています。
日本は、そんなソフトウェア戦争において完全に立ち遅れ、
個人のパソコンを運用するプログラミング言語ではグーグルを越えることは無理、
モバイルではアップルのスマートフォンを越えるのは無理、とあきらめています。
そんな中で次の戦いの場は、AI(人工知能)によるロボットの脳みその開発へと移っています。
ハードウェアであるロボット自体を作る技術は日本が優れていますが、このまま置いておけば、脳みそのソフトウェアまでもが、アメリカがグローバルスタンダードになっていく可能性が高いでしょう。
体を殺す戦争ではなく、人間が一番依存する道具をコントロールするソフトウェアの世界戦争が起きているのです。
そこに対して日本はどんな戦略を持てばよいでしょうか。
NRグループは、AIが絶対できない仕事を開発し、AIを超えるソフトウェアをすでに完成させています。そのツールが認識技術「観術」・「認識OS」です。
人間をロボットとして見たとき、人間はどんな仕組みで作動しているのでしょうか。
実は、人間の意識の作動原理と宇宙の作動原理は、コンピューターの作動原理と同じなのです。
そのことを誰もが理解し、現実に活用応用できる教育システム、それが「尊厳塾システム」です。
これからの社会は、IoT(事物インターネット)によって、すべてが繋がって自動化されていきます。
重力によって宇宙すべてが統合されたように、文明自体も統合へと向かっているのです。
現実空間とサイバー空間と意識空間がデジタルで繋がる、それを「ハイパーコネクション社会」と言っています。
観術の新しい教育は、その未来社会で活躍できる人材を育てる「デジタルマインド教育」でもあります。
この新教育を産業化し、Industry4.0のさらに先をいくIndustry5.0「認識2次産業」構想を掲げて、全国講演を行っているのが「JAPAN MISSION PROJECT」です。
次回は7月18日(月・祝)、福岡にて「JAPAN MISSION PROJECT」の講演イベントを開催いたします。
ぜひ一人でも多くの方に関心を持っていただきたいと思っています。ご参加心よりお待ちしています。
Noh Jesu