令和哲学カフェ特別企画
ブックダービー“知のB1”を開催しました。
2050年人類滅亡の危機の背景にある以下の5つの危機に関連する本を紹介してもらい、深めていく「Beyond Crisis」シリーズ第2戦。
1、気候変動をはじめとする環境破壊の危機
2、SDGsを掲げるも進展がみえない持続不可能な危機
3、AI活用による尊厳破壊の危機
4、貧富格差による共同体破壊の危機
5、人間関係が築けないことによる少子高齢化の危機
今回も素晴らしい本が揃い、AI時代にどんな基準点で順位づけするか大変難しかったですが、ゲーム感覚で順位を決めました。
第1位に選んだのは、細井コウさんが紹介された
『仕事は初速が9割』
越川 慎司 著
です。
この本は、マイクロソフトの元役員であった著者が、仕事が上手くいっている人はそうでない人とどう違うのかをAIを活用して観察し、2万人を対象に再現性の有無を実証実験した結果を載せたものです。
AI時代はスピードよく行動することが大事です。
2024年純度100%日本の時代にロケット出発するためには、いち早く行動することが求められるので、そのポイントを強調していたこの本を1位に選びました。
第2位~第5位は以下のとおりです。
第2位
木村 里子さん
『AI 分岐点に立つ人類』
ニカノール・ペルラス 著、 内村 真澄 訳
第3位
山中 浩司さん
『呪術廻戦』
芥見 下々 著
第4位
山田 彩香さん
『暇と退屈の倫理学 』
國分 功一郎 著
第5位
浅利 翔太さん
『生命の教育』
谷口 雅春 著
基準点が失われている時代に人間の尊厳はどうなるのでしょうか。
AI時代の基準点をつくるためにも、本を通してあらゆるジャンルの世の中の情報知識をチェックすることが大事なので、ブックダービー知のB1に積極的にご参加ください。
次回の開催は3月9日(土)21時~22時半です。
皆さまのご参加をお待ちしております。
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