こんにちは!編集部の鈴木です。
いつもNoh Jesuオフィシャルブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は映画『レディ・プレイヤー1』スティーブン・スピルバーグ監督最新作の解析について、Nohさんにうかがってきました。
鑑賞後のNohさんのテンションが高く、どんなお話を聞けるのだろうかと、私もワクワクしていたのですが期待以上の内容でした!
今回はこの映画を100倍、1000倍楽しく鑑賞できるヒントをお伝えしてまいります!
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予告編を見たらnTechの解析ととても相性が良いと直感がしたので、この度は調布まで観に行ってきました。
直感が当たったからラッキー!と喜びを感じ、また意味価値のある良い教育材料と出会えたという嬉しさがこみ上げてきました。
nTechを信頼してくれる仲間たちにも、解析という形でプレゼントできるものが見つかって本当に良かったなと思っています。
ますます映画の解析が楽しみになってきました!
「人間と人間の宇宙は実在しない、ワンパターンの動きだけがある」とし、この“現実”を“ゲーム”として当てはめるnTechの観点から観ると、この映画に込められた意図やメッセージがnTechとたくさん一致すると感じられます。
このため人々の現実生活は、諦め・挫折・絶望にあふれた姿で描かれています。
映画では、VRゲームを通して人間を統制する地球村の中で、そのゲームを作る企業が地球村を支配する設定になっています。
ゲーム勝者を量産するために、独裁権力化された企業組織によって、ゲームのコンテンツ・オアシスでは多くの人々が熱狂しブームが起き、全人類はオアシス内でのみ生きがいを見出します。
このブームのおかげで、ゲーム開発者ジェームス・ハリデーは莫大な資産を手に入れ、世界に対してかなりの影響力を持つようになります。そんな彼が、突然、ある宣言をします。
その宣言とは、「ゲームの中に“3つの鍵”を隠し、その3つの鍵を合わせ、隠された“イースターエッグ”を一番最初に見つけたものに対して、オアシスの管理権限と2400億ドル(56兆円)を授ける」というものでした。
その前代未聞の約束を残したまま彼は死んでしまいます。
これによって全世界の人々が毎日、このなぞ解きに挑むようになります。
その中で主人公ウェイドとその友達が独裁企業と対決し、ハリデーの遺産をめぐっての競争を描いた映画でした。
この3つの鍵は、まるで
今の時代、人間は何のために生まれ、どう生きれば良いのか?
この宇宙はなぜ誕生したのか?
といった問いのようであり、その答えを得た状態で新しいゲームを『レディ・プレイヤー1』として楽しむことができる。
そう解析すると、この時代とかなり繋がっている映画として10倍、100倍観る楽しみが膨らむと思いました。
「生きたままで死ぬ、悟りの世界」。そのことを知らせているのが2番目の鍵でした。
スピルバーグ監督はこれまでも、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『E.T.』、『A.I.』、『マイノリティ・リポート』など数々のSF映画作品を発表し続けています。
そんな彼が、今回この映画を公開されたことはこの時代にとって、とても大きな意義がありそうですね。
そして、Nohさんは、もしかすると制作者本人以上に深いメッセージもお気づきになっているのかもしれませんね。
VRゲーム・オアシスに没入しすぎて、“高さの成功”であるwin-loseの世界にハマるのではなく、そのゲームの外に出てゲーム設計者の意図を掴むことができること。
それが人間の尊厳ある生き方、言ってみれば知恵ある生き方であることを訴えるストーリーだったのではないでしょうか?
その点・振動を1個が理解できれば、心もエネルギーも光も力も物質も、終わらせることも始まらせることもできると。
これはnTechが大事にする1→2、1→5のエネルギーの結び方、ほどき方が映画の中でよく表現ができているように感じました。
“現実の勝利”ではなく“認識の勝利”から始めることがいかに大事なのかを強調し、まるで認識の勝利こそが、現実において本当の意味での勝利であることを伝えるそんな映画。
岡山未砂さんが強烈に観て欲しいと言った意味が分かる気がしました。
●VR(一人ひとりの思い込み、分離断絶の孤独の世界)から出てパートナーを得て(1→2)
●共同体主義の5人組の結成、チームプレーを果たし(1→5)
●この現実を創り変え思い存分楽しむことができる
そんな全体のメッセージもnTechと最高の相性を感じさせるものでした。
ただ面白かったなぁというだけではなく、人生と地続きになるような映画鑑賞ができるようになると思います。どんどん視野が広がりそうですね。
ぜひまた映画解析をお聞かせください、楽しみにしています。本日はありがとうございました!
完全に余談ですが、nTechの仲間と性格の似てる主人公の名前がサマンサだったという点もオーバーラップを感じられて面白かったです。
本日はありがとうございました!
(編集部:鈴木久美子)
<関連リンク>
▶映画『レディ・プレイヤー1』オフィシャルサイト
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