みなさん、こんにちは!編集部の安田です。
今、時代はデジタル社会。IoTや人工知能などの技術革新が進み、仕事をするうえで、この先どんどん人間の手が必要ではなくなる時代になっていきます。
そこで気になるのは“私たち人間の働き方”ですよね。
AIが登場して、人間の仕事がだんだんなくなっていった時、私たちは一体何をすればいいの?
そんな疑問・質問をお持ちの皆さま!今日は編集部に届いた質問をもとに、「これからの時代の働き方や経営のあり方」についてNohさんにうかがってみました。
AIに仕事を代替される時代の働き方とは
- 安田
- Nohさん今日もよろしくお願いします。
- Noh
- よろしくお願いします。
- 安田
- 今日は編集部に質問が届いていますので、まずは読み上げますね。
“私は現在35歳で、某企業で総務の仕事をしています。近年人工知能が発達し、10年以内になくなるといわれている職業の中に、事務職が上位にランクインしており不安になっています。
将来のことを考えて転職も視野に入れているのですが、今後どんどんAIに仕事が代替される中で、このまま雇われ続けるのは限界のように感じます。
実は以前から経営に興味があり、「いつか時代をリードする新産業を興していきたい!」という野望があるのですが、果たしてどんな仕事が良いのか分からない状態です。
そこでNohさんに質問です。これからAIが参入する時代にどのような働き方をするのが望ましいでしょうか。”
という内容です。Nohさんいかがでしょうか。
- Noh
- はい、ありがとうございます。質問をいただけるのは嬉しいですね。
おっしゃる通り、これから人工知能はさらに加速度的に進化していきます。
人間の何千倍、何万倍のデータ量を記憶し処理する機能を持ったAIが増えると、企業は率先してAIを雇用するようになります。
その結果、当然人間が行う仕事は激減していくでしょう。ですから、これからは根本的に私たちの働き方を変える必要があるのです。
未来は誰もが企業家になる時代
- 安田
- 私も今は雇われている身なので、これからのAIの活躍はヒジョーに気になるところです(汗)。具体的にどのような働き方に変化させればよいのでしょう。
- Noh
- はい、これから未来はダブルジョブが当たり前になっていきます。
これまでのように雇われて働くだけではなく、一人ひとりが“自らの職業を創造する企業家になること”です。
単調な仕事はAIに任せ、人間はAIには真似できない新しい技術、商品、職業をどんどんクリエイトしていく。
新しい仕事を開発しながら誰もが企業家にもなれるし、仲間の夢やビジョンを叶えるために協力しながら働くこともできる。そんな働き方がこれからのメジャーになっていきます。
- 安田
- 経営者側と雇われる側、どちらにもなれるということですね。
そんな働き方が実現したら毎日がワクワクしそうな気がするのですが、具体的にどのような職業を開発すればよいのでしょう。
Nohさんには何かイメージがありますか?
- Noh
- はい。まず経営者になるためには、世の中のニーズがどこにあるのかを見極める能力が必要ですよね。これから到来するAI時代の経営者になるには、特に“人の深層にあるニーズを発見する能力”が求められてきます。
ちなみに安田さんはこれからの時代、どこに人の欲求やニーズがあるように思いますか?
- 安田
- ニーズですか。そうですね、なかなかイメージはしにくいですが…。
例えば人工知能や技術が進化することで、自分の「価値観」や「幸福感」を見いだせない人が増えてくるような気がします。AIが何でもやってくれたら、人間は何のために生きてるんだろうとか…。
- Noh
- そうですよね。実は人間よりもIQが高いAIが登場する本質的な意味は、人類に対して人間の存在意義を問いかけていると捉えることもできます。
「人間とは何?」
「なぜ、何のために生きているの?」
「人間にしかできないことは何?」
「その答えを知ったうえで生きていきたい!」
これまで人間の潜在意識の中にあったニーズがAIによって顕在化され、人間としてのIdentityや役割、本質的な疑問へ意識が向かうようになっていくのです。
- 安田
- なるほど。その人間の本質的なニーズに対して答えを提供するということですね。確かにそれが新しい職業になれば、素晴らしい未来になりそうです。
でもNohさん、その答えを提供できるようになるためには、まず私たちがその問いに対して明確に答えを知らないといけませんよね?
「人間は何のために生きているのか」一見そんな哲学的な問いに、果たして本当に答えを得る事ができるのでしょうか。
- Noh
- はい、もちろん可能ですよ。それには、心の秘密、宇宙の根源を知ることです。
人間とは何か、なぜ何のために生きているのか。その答えを知るためには、人間の5感覚脳で判断する主観的独断の世界に留まるのではなく、すべてを人間の観点の外から客観的に理解する世界に行かなければならないのです。
宇宙の根源をわかり“宇宙自然の成り立ち通りにこの世界を観ること”それが何よりも重要になってきます。
さらに“宇宙の根源が分かる”ことで、人間に対しての疑問だけではなく、力の秘密、エネルギーの秘密、物理学の難題に対しても非常にシンプルに答えられるようになります。この内容に関しては私が経営をしているNR JAPAN株式会社のセミナーでお伝えしていますので、興味がある方はご参加くださいね。
- 安田
- “宇宙の根源をわかったところから、人間の本質的な問いにアプローチしていく”
確かにAIには真似できないことです。実際にこれを提供できるようになると、まさにこれからの時代に求められるエリート経営者になれそうですね!(笑)
- Noh
- 最後に、私が働き方を11段階で整理したものがありますのでご紹介します。
働き方革命 11 段階
- (1)Labor :給料のことだけに関心がある段階。指示が来ても適当にやる。
- (2)Task :指示されたことだけをやる段階。
- (3)Job :自分の役割を決めつけて、その範囲内の仕事だけをやる段階
- (4)Work :課題に関心を持って働く段階。
- (5)Professional :あるパートに関してのみ解決策を持って働く段階。
- (6)Business :課題解決を通して利益を創出するパターンを持ち働く段階。
- (7)Duty :仕事への義務感・責任感を持ち働く段階。
- (8)Mission :仕事そのものが楽しく喜び・感動溢れる段階。
- (9)Vocation :自分の喜び・感動だけではなく、その仕事に関わった人すべてに感動の連鎖が起きる段階。
- (10)Calling :時代や仕事に呼ばれた無我状態、エクスタシー状態で働く段階。
- (11)Dignity :宇宙の根源と繋がった問題解決パターンを、自由自在に活用しながら働く段階。
- 安田
- このように整理するとわかりやすいですね。私は普段(5)Professional のレベルだと思います。仕事をするうえで起こる課題や問題を解決することに楽しみを感じています。でも、周りには(2)Task や(3)Job 感覚で働いている人も多いです。
- Noh
- どんなIdentityで仕事をするかによって働き方の質も変わります。
(5)Professional までは、まだお金の循環を生み出せていないので、企業が望む人材は(6)Business 以上だといえます。また(9)Vocation までは「〇〇のために働く」という目的志向の働き方ということもできますね。(10)Calling、(11)Dignity に関しては、機会があればまたお話ししたいと思います。
- 安田
- Nohさんありがとうございました。
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今回は、これから到来するAI時代を生き抜く働き方についてお伝えしましたが、いかがでしたか?人間の本質的なニーズを開花させる、そんな新しい働き方を創っていくことができれば素敵ですね。