2016.07.17 コラム

資本主義・民主主義・個人主義の限界を突破する尊厳塾システム

NRグループは、この時代の一番外側の殻である資本主義・民主主義・個人主義の限界を明確に洞察し、その限界を破る代案を出しています。

資本主義についてみてみると、アジアでは、お金は汚いものであり、反対に心や真理が価値あるものと思わせる伝統があります。
そのため、資本主義の制度やシステムは受け入れていますが、資本主義の霊魂、資本主義の心をまったく知らずに、資本主義を創建した西洋と競争しているのです。
この状態では西洋の資本主義を越えることは難しく、いつも西洋の経済力に支配されてしまう構造が永遠に続くでしょう。

資本主義の究極の理想を一言でいうと、たくさんのお金持ちがいるお金持ちグループを創建することです。
そのためには、お金に対する概念・イメージを明確に強化する必要があります。

5感覚で認識できるすべては、「潜在的なお金」といえます。そこに初めて「間」を見つけ、生産活動を集中することができた人が、商品創造者になり、その分、権利としてお金を所有することになるのです。
ですから観術では、現実の相対世界のすべての存在は「有って無いもの」、すなわち幻覚・錯覚であり、唯一「有って有るもの」は「お金だけである」と言い切っています。
観術の尊厳塾システムは、西洋の資本主義の霊魂やお金に対する姿勢態度を上回る姿勢態度を訓練し、問題発見能力とチームプレー能力の向上を通して、お金持ちグループを多数生み出す構想です。

また私たち人類は、今まで集団のジレンマを解決できずにいました。
それは、小さな組織は意思決定のスピードは速くてシャープであるが、いつも大きな組織に負けてしまうということ、逆に大きな組織はいつも勝つことができるが、意思決定が鈍く、時間がかかるというジレンマです。
尊厳塾システムは、この集団のジレンマを合理的に解決し、民主主義の弱点を補うことができます。

個人主義について言えば、西洋の個人主義は、無意識に集団が正しいと思い込んでいて、集団の論理から自由になれないという限界があります。そのため、お魚(個人)がどんなに強くても海(集団)に支配されてしまうのです。
観術はすべての考え・イメージ・概念をAll Zero化できる認識技術なので、この教育を取り入れた尊厳塾システムによって、どんな集団からも独立した意思決定ができる人材を多数輩出することができます。

以上は概略になりますが、このように世の中の一番外側の殻である資本主義・民主主義・個人主義を破って、日本からアジア、そして世界へ、希望ある未来社会を力強く広げていく尊厳塾システムの構想について、ぜひ関心を持っていただければ幸いです。

Noh Jesu