2013.10.04 コラム

自分の人生と世界を変化させる核心習慣とは?

多くの人たちは、後悔するとわかりながら、愚かな行動パターンを繰り返してしまう傾向があります。今までのパターンや習慣をやめて、新しい習慣を身に付けることは簡単ではありません。
しかし人間一人ひとりの変化なしに、組織や社会や世界の変化は起きません。
あなたが一番変えたい習慣は、どんな習慣ですか?
絶対に変化が起きないように見える自分の人生や世の中を変化させるために、一番重要な「核心習慣」とはどんな習慣でしょうか?

観術では、一番変えなければならない習慣を「意志感覚を体得、体化すること」と言っています。これは意志力の訓練でもあります。
私たち人間が見ている現実世界は、実は脳の錯覚の仕組みが創り出している意識現象であり、実在しているものではありません。意識現象である現実世界を成り立つようにさせている本質の世界は、客観的絶対世界「1」です。「1」は光よりも遥かに速い超ウルトラスピードの動きそのもので、観術ではそれを「オリジナルマインド(本来の心)」とも言っています。また、この「1」は物質と意識を統合した新素材でもあります。

今この瞬間、一発で古い宇宙の破壊と新しい宇宙の創造を同時に起こしているのが、客観的絶対世界1の動きです。
そのシンプルなひとつの動きしかないのに、複雑で多様な存在が実在するように見えるのは、脳の錯覚の仕組みが働いているからです。
つまり「部分だけをとる」「違いだけをとる」「過去とつなげてとる」「4次元波動エネルギーを3次元粒子化させてとる」という脳の認識のクセによって、「脳の観点」と「脳が創り出す宇宙」の「1対1」の対応である現実世界が誕生するのです。
そして脳の残像現象の錯覚の仕組みによって、こんなにも多様で複雑な存在や時空間が実在するように思ってしまうのです。このような意識現象は、神秘で神聖な脳の芸術です。
観術ではこれらのことを、世界の誰もが共有できる「イメージ言語」という全く新しいツールを使ってシンプルに説明しています。

 意志感覚を体得、体化するためには、次のことを深く理解する必要があります。
それは、脳の5感覚が創り出している現実世界は、オリジナルマインドの「自分が何者なのか知りたい」という懇切な意志によってつくられている結果世界(錯覚世界)であるということです。
そして5感覚は偽物感覚(錯覚感覚、結果感覚)であり、オリジナルマインドこそ本物感覚であり、意志感覚(真実感覚、原因感覚)であるということです。
常に今ここ、自分自身がウルトラスピードである5次元の動き(オリジナルマインド)そのものになることは、意志感覚で宇宙自然の創造と破壊を同時に成立させる全体の変化を認識することを意味します。これができたときに、悟りを体得したと観術では言っています。

 このように、絶対に変わらないと思える自分や世界を変化させる最も明確な方法は、常に今ここで、意志感覚を使うことを習慣化すること、すなわち、意志を訓練することです。そこから“今ここワクワク、いつもスッキリ”で生きる生き方の革命が始まるのです。
存在の基本単位・情報の基本単位である観術の「イメージ言語」を、ぜひ一人でも多くの日本人に知っていただきたいと思います。

Noh Jesu