2021年6月11日 第254回令和哲学カフェを開催しました。
今回のコミュニケーションワーク“WHT”のテーマは、少し重いテーマですが、「自殺をすることはいいのか、ダメなのか」について哲学的に深めていきました。
自殺は、一般的に精神的な苦痛を止めるために生命活動を止めることが多いと思いますが、精神のレベルの苦痛を生命のレベルで解決することは、本質的な解決にはなりません。
また解決というより、精神的な苦痛を回避するレベルにとどまってしまいます。
宗教的な観点からみると、神が人間を創造したので神を冒涜する行為として非難されます。ショーペンハウアーは倫理道徳的観点から、精神の苦痛は悟りや涅槃に到達するためのもの、精神レベルで解決することと言っています。
令和哲学では、生きる意志がないから自殺するのではなく、環境を変化できないから自殺するという観点からみたとき、物質の宇宙で認識したら変化できないけど、心の宇宙であることを理解できたときに変化することができます。
令和哲学を通して、鬱・自殺・殺人・戦争ゼロの時代を創っていきたいです。
今回の令和哲学カフェは、視聴者の皆様より、公開して何度も視聴できるようにしてほしいという希望を多くいただきましたので、令和哲学チャンネルにてアーカイブを公開しております。
ぜひご覧ください。