絶望の淵に立っている人類への究極の希望のメッセージとなるのがnTechです。
ですが、「なぜそう言えるのか」という根拠を、論理とイメージで説明できなければ、自分自身も腑に落ちないだけでなく、希望のメッセージとして届けることもできません。
源泉動きであるオリジナルマインドだけがあり、それが「宗教的な神よりも9000兆倍も凄すぎる」とはどういうことか。
時間も空間も存在もEnergyもないとはどういうことか。
なぜ、観点0、観点∞、観点1というように、観点が循環する動きだと言えるのか。
モノやカタチとして現わせない心の半導体やPU(Personal Universe / 宇宙コンピュータ)はどのように説明できるのか。
このような質問に対して、どんな根拠でそう言えるのか。まずはしっかり理解しましょう。
フランス生まれの哲学者であり数学者であるルネ・デカルトは、「我思う、故に我在り/Cogito ergo sum」という有名な言葉を残しました。この言葉は、方法的懐疑(すべてを疑ってみること)により、自分を含めた全てが虚偽だとしても、疑っている意識作用が確実であるので、「私が疑っているから、疑っている私が存在している」と結論づけています。
そもそも「疑う」とはどういうことかといえば、「否定」と同義です。本物(真実)ではないだろうと疑い、嘘やふりをするな、演じるな、と否定して物事をみるのです。
ところで、すべての存在が「変化・運動・移動」していることは、誰も否定できない事実ですが、この「すべての存在が変化・運動・移動する」ことは何を意味するでしょうか。これがどんな哲学的な意味を持つのかを理解することは重要です。
「完全」なものは変化・運動・移動が起こりません。もし、変化・運動・移動してしまえば、「完全」とは言えないため、「完全=不変(変わらないもの)」になります。そうであれば、「変化=不完全」という答えが自ずと導き出されます。
そうなると、すべての存在は変化・運動・移動している「不完全」なものであるから、持続的に自らの存在を疑い、否定し続けるようになります。原子1個、素粒子1個、超弦理論のひもエネルギーも、M理論の膜エネルギーも、どれをとっても変化・運動・移動しないものはひとつもないので、つねに自らを否定し続けるしかありません。
このように部分、部分の存在が全て自己否定をするので、全体も自己否定をします。宇宙空間は、今もなお加速膨張しながら広がっていますし、時間も空間も存在も、すべてが変化・運動・移動しているので、すべてが疑い、すべてが自己否定をし続けているのです。
では、このように全体が自己否定をし、全体が変化・運動・移動し続けた先の「究極の自己否定」とはなんでしょうか。
究極に自己否定をすれば、時間も空間も存在もEnergyもない、終わりなき動きだけがある世界に到達します。この世界は、人間の脳でどんなにイメージしようとしても、イメージの固定自体を否定します。もし「固定したイメージ」になれば、「存在」になってしまい、それ自体を否定することになるので、結果的にイメージ不可能な源泉動き、オリジナルマインドだけがあるとなります。
そのイメージ不可能な源泉動きであるオリジナルマインドが、1秒間に10の500乗回もの膜エネルギーの振動を生み出して、それによって「点」を有ったり無かったりさせます。この「点」は物理宇宙を成り立たせる根拠であり、宇宙は膨大な数の「点の集まり」だと言えます。
「点」が1秒に10の500乗回も有ったり無かったりと生滅するのであれば、同様に宇宙も、「生まれたり消えたり」と生滅すると言えるので、結果的に「宇宙は存在しない」となります。つまり、時間も空間も存在もエネルギーも、部分の存在もすべて消えて、全体の存在も全て消えて、「源泉動きであるオリジナルマインドだけがある」となるのです。
そして、その源泉動き、オリジナルマインドが「夢をみている」のが、目の前に広がる現実です。そうならば、この現実は「存在しないのに、存在するようにみえる」ので、目の前に見える世界は何ひとつ変わらないのに、神秘的で奇跡的な世界として再創造されます。
「源泉動き、オリジナルマインドだけがある」と論理とイメージで受け入れることが究極の否定、ALL NOです。部分の存在を否定するのではなく、すべてをオールゼロ化、ALL NOをすることで、ALL YESに反転し、観点0、観点∞、観点1と自由に観点を循環しながら、今ここの現実世界を楽しめるのです。
電気半導体は、条件によって電気を通したり(ON,1)通さなかったり(OFF.0)する電子回路のことですが、nTechでは、電子半導体の次にくるのは心の半導体だと言っています。心の半導体の0(OFF)・1(ON)はオールゼロ化(ALL NO)とALL YESであり、今ここをその0・1の動きでみることです。
この0と1の動きを可能にしているのが源泉動き、オリジナルマインドの動きであり、それが夢をみているのが今ここの現実です。
この整理によって、0=∞=1は仏教の悟りともつながり、数学や物理学、デカルトの哲学の第1命題も満足させることができ、また、キリスト教の創造論などすべてを補って完成することが可能です。0=∞=1は究極のシンプルであり、これ以上にすべてをシンプル化できるものはありません。
138億年もの間、存在を存在させ、自らを否定し続けてきたので、人類がゾンビ感覚になることは当然の流れです。ここから自由になるには、ALL NOをしてALL YESに行けなかった状態、つまり源泉動きであるオリジナルマインドの不在が「最悪の地獄」であることを理解し、正しく絶望する必要があります。
nTechの根拠をしっかり理解、納得できることで、心の半導体やPU感覚を使うことができ、正しい希望が持てるようになります。心の時代、令和維新にnTechが貢献できたら幸いです。