いま日本国内でも新型コロナウィルス(以下COVID-19)の影響が大きい中、当初予定されていた3.7大阪リライズフェスティバル1000人講演会もオンライン配信に変更して開催いたしました。COVID-19のショックにより多様な大型イベントが次々と中止になっています。このCOVID-19は文明の大転換を知らせる歴史的大事件であることは間違いありません。
このCOVID-19のパンデミック事件は、我々人間には目に見えない世界を理解・説明・統制・予測できる文明を創ることができるのか、そして自ら免疫力を高めることができ、生命の生存能力を向上させることができるライフスタイルに変えることができるのか、という2つの問いを突きつけられているように思います。
自己免疫力は、心の秘密を知って源泉的な動きが理解できること、そして主語(観点)や事件、あるいは主語・述語が生まれる仕組みを理解することで、COVID-19のウィルスに対して一人一人がどういう行動をとればいいのかが鮮明にわかるようになります。
COVID-19のパンデミック事件を通して、ウィルスの動きであり大きさが固定されている主語・述語がハッキリとあるアナログの動き、それを可能にさせるデジタルのエネルギーの動き、その2つの動きを統制している心の動き、これら3つの動きの相関関係を100%理解することで初めて可能となる、観点・判断基準を次元上昇させる絶好のチャンスに、世界人類全体が出逢っているタイミングです。この危機をチャンスに大反転させるモデルを構築することで、令和ジャパンの令和リーダーシップを発揮できる“これからの英雄集団日本の英雄の勝負”を具現化できるのです。
今回のCOVID-19への対応は、同じアジア各国でも大きく異なっており、3つのスタイルがあるとみています。その違いの例えとして日本で有名な戦国三武将である、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の性格を表現した「ホトトギスに対する3つの俳句」を用いてみたいと思います。
織田信長「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」
豊臣秀吉「鳴かぬなら 鳴かせてみよう ホトトギス」
徳川家康「鳴かぬなら 鳴くまでまとう ホトトギス」
中国は、共産主義の独裁なスタイルで、「人間に自由を与えず絶対外に出ないようにさせる」という織田信長スタイルであると表現できます。韓国は、豊臣秀吉のように、診断に積極的です。ドライブスルーの形式をとりながら、1日で2万件も診断とリサーチします。これが豊臣秀吉のスタイルならば、日本は、徳川家康スタイルです。
それは、「大騒ぎせずに収束する時を待ちましょう」という姿勢だと表現できます。「人間の細胞がウイルスに負けるはずがない。ウイルスは自然環境とも全部つながっているので、感染が収まる時が必ずくる。逆に大騒ぎをしたら経済も危機も免れない。だから収束するまでは人間一人ひとりが持っている自己免疫力を信頼しよう」という背景があるのです。これはとても知恵のある対応だと思います。さすが日本だと感心しました。
このCOVID -19のパンデミック事件は、人類の今までの「成長文化」から、精神が悟り知って覚醒し認識革命が起きることで「成熟文化」に進化上昇し、質の高いチームプレイを構築することができる大きな転換点になります。
COVID-19のパンデミック事件によって、世界の75億の人類共通の問題意識とその問題の解決策からくる共通のビジョン(VISION)を得て、75億が今まで見たことがない団結に繋がる美しい歴史が始まるのです。
そしてCOVID-19のパンデミック事件は、世界75億人を国家・民族・宗教・人種の違いを超えて、ウィルスとは何なのか、物質とは何なのか、細胞とは何なのか、精神とは何なのか、人間とは何なのかについて、今まで500万年のすべての知を一点に結集させて「答え」を得るようになるでしょう。
その「答え」をnTechは24年間かけて体系化し、世界基軸教育として日本から全世界に発信しようとしました。そして2020年を物質文明から精神文明に大転換する変曲点として規定(Define)し、3月7日大阪1000人イベント、5月24日北海道2000人イベント開催へと、人の結集を呼び掛けてきたのです。明治維新の薩長のように令和維新の大阪と北海道を繋いで、世界基軸教育とSNS3.0という今まで人類が経験したことのない新素材と新しい組織システム、精神Cellを公開しようとしたのです。
このように2020年を文明の大転換、変曲点だと既定したところ、こんなに世界を大騒ぎさせるCOVID-19の登場で多くの人たちが心のパニックを起こしています。しかし、精神文明を準備してきたnTech・令和哲学の観点から見れば、この危機は人類にとって素晴らしいチャンスに大反転させることができるものなのです。このCOVID-19の危機を通して、人類が一番知りたかった、一番持ちたかった希望、その真のKnow・ Do・Hopeを手に入れて真の人間を発見するきっかけを得ているのです。
人間は昔、尻尾一個がある精子であったこと、その精子が高級情報と出逢って100年生きる人間になったのです。この事実は誰も否定できないことです。それをさらに細かく分ければ、人間は昔、人間ウィルスだった時がありました。尻尾一個の精子の前に10億分の1㎜の物質の塊に過ぎない時代がありました。人間ウィルスが進化して、こんな人間の人体を持って物質文明をつくっているのです。
COVID-19のすべてを理解する為には、物質が生まれる前段階、エネルギーの動きの秘密を知らなければなりません。そしてエネルギーの素材である源泉的動きのオリジナルマインドと出逢わなければならないのです。その心、エネルギー、物質、ウィルス、生命、精神この一連の関係性が鮮明になった時に初めて、COVID-19は恐怖の対象から消えるのです。COVID-19の変異パターンは、その素材を含めたら6パターン(純粋なパターンとしては5つ)で、今までのコロナウイルスを全部まとめて体系化できたものが、COVID-19なのではないかと推測できます。
またこのCOVID-19は、ACE2(アンジオテンシン変換酵素2)という肺の血管の血圧を調節するドアとの接続率がSARSより20倍優れているウィルスだと言われています。ですので多くの人達がこのCOVID-19にダメージを受けやすい状態になります。
特に、体の中に炎症が多い人はACE2が多い状態となり、コロナウィルスに感染すると重症化しやすくなります。これに対し、ACE2があまり必要でない子供の体はCOVID-19からのダメージを受けにくい理由がここにあると思います。つまり体の中に炎症が少ない子供には、ACE2は少ないからだと推測しています。
このようにウィルスとしての形態でしっかりと5つの振動パターンでコロコロと変異している状態では、抗ウィルス剤やワクチンをつくることは難しいことが予測されます。そうなれば受動的免疫療法として、このウィルス感染の治療に完璧に成功した人、COVID-19に感染して6か月以上COVID-19に再感染しないことが判明した人の血液を活用する治し方として血清療法があります。これは自ら免疫がつくれない人へ受動的な免疫療法として化学的作用ができる状態の血液を投入することで、重症化して危険な状態の患者さんは効果を得る可能性が高いと考えられます。
一番明確な解決方法は、毛細血管と毛細血管の間のエントロピー∞状態を起こす原因である毛細血管の手前の血管の中に炎症が起きて、重金属や、細菌が死んだ遺体によって毛細血管がパンパンになり炎症が増えた結果ACE2(アンジオテンシン転換酵素2)がどんどん増えてしまう問題を根本的に解除し、子どものような血管・血液の健康状態に戻してエントロピーをゼロ化することが、医療のパラダイムを大転換する病気を治す革命的な方法だとnTechは見ています。チャンスがあるのであればその方法に対して発表ができると思いますが、今のメジャーである現代医療の活躍を応援しながら、その展開を観察しています。
重要なことは、このCOVID-19を人間が超えることができる危機をチャンスに大反転させる愛であること、恐怖の相手ではなく愛する相手であると思う姿勢がとても大事だと思います。
日本は2020年東京オリンピックを成功させていくことという課題があり、どんな国よりCOVID-19に対して徹底的に理解する必要があると思いますので、このCOVID-19をチャンスに反転させる日本を共に創っていきたいと思っています。
さて、今後のイベントでお伝えする予定のお話を少しご紹介しましょう。
nTechという教育が共通土台に進化発展を興す都市を令和シティと呼んでいます。令和シティとはnTechによって人間の進化、人間関係の進化が起き、共同体組織(商店街・街)の進化、都市の進化を経て更には都市同士の連帯による世界の進化を目指していく都市です。個人が悟ることで、人間誰もが例外なく自然に不幸になる認識構造を、いつも自然に今ここが心スッキリワクワクになる認識構造に変えることができます。認識構造が変わると、人間が喋る言葉が変わり人間が見る存在が変わります。そうすると固定された物・存在を見るのではなく、源泉的な動きによって成り立っているアナログとデジタルの動きが融合されて生まれている現実の存在を観るようになります。人間の観察構造が変わることで、人間はホモ・サピエンスからホモ・ゼウスへと進化を遂げるのです。ホモ・ゼウスは科学技術により進化したホモ・デウスが心を悟り、その悟った人達の量産によって人種までが変化していくことを意味します。
すなわち人間の進化が人間関係の進化を起こし、商店街、街の進化、人間共同体組織の進化までも起きるのです。個人主義による映画『JOKER』のような状態の蔓延が人間に方向性と基準点を失うようにさせ、共同体の統合能力も喪失し孤独になり、未来に対する不信・不安・恐怖、人間関係に対する諦めに溢れ、人間個人の認識構造の問題によって、ずっと我慢しながら秩序を作ってきた今までの社会システムも崩壊し続けています。人間の認識構造が変わった人達がコミュニティ-創建運動を通して、人間共同体組織の進化に臨み社会構造までを変える必要があります。
それには個人の認識構造を変えるために理想的なコミュニティー創建の基本単位を鮮明にすることです。コミュニティーが成功できない理由は、観点の問題が解決されていないからです。その観点の問題を根本から完璧に一掃解決させる技術がnTechであり、それによって理想的なコミュニティー創建の仕方をマスターした人たちが集団知性体を創建する運動を起こしているのがNR活動です。NR活動とは認識革命(Ninshiki Revolution)、源泉的動きから物事を見る活動であり、理想的なチームビルディングやコミュニティー創建に留まらず、人創り、街創り、更に企業リライズと街のリライズ、地域のリライズ、都市のリライズにまでビジョンを拡大させ、その都市の科学技術が案内するスマートシティの限界を補うのが尊厳シティ、令和シティです。全世界の令和シティが広がり都市同士で連帯することで平和的力動性溢れるワンワールドを通して、AIが真似できない技術、職業産業を活性化できる都市共生のガバナンスと市場経済システムがIoTやAIによってスマートシティ化され、人間のハードウェアだけでなくソフトウェアの認識構造までも進化が起き、スマートシティから尊厳シティと令和シティへと進化発展ができるのです。
その尊厳シティが更なる進化発展をし続け信頼の資本、新しいイノベーションの確信のプラットホームが活性化され、生命力溢れるネットワークの構築に成功すれば、内部資源の需要と供給の内的完結性を通して、自信感を持った快適ネットワークの連帯を同時に追求できます。令和シティから令和ワールドへと世界の都市たちが連帯して一つの共和国創建に向かうビューティフルハーモニー(beautiful harmony)が完成できます。21世紀の都市モデルは認識革命が起きていれば、20世紀の工場の産業のようにひとつの認識産業プラットホームになっていき、都市そのものがひとつの会社になります。つまり都市自体が認識産業プラットホームの世界連合体に進化発展できるのです。その為に、一番優先することが、今の人間一人一人の観点の問題を解決することになりますし、日本全国にnTechのブームを起こす必要があります。
特に、日本が令和元年2年3年という元号が変わり、国全体が正に新しい大変革のイメージを際立たせる絶好のタイミングであり、この歴史的好機をどのように活用するかによっては日本が令和シティの世界連帯の中心軸にもなれるのです。nTechによる世界基軸教育とSNS3.0がバックアップしている令和シティの連帯を大阪と札幌での連帯イベントを通して実践しているのがNRです。私たちは2019年を天が開き令和の幟が立った年、2020年を地が開き心の時代が到来する年、そして2021年を心の時代は無論、平和の種を完成させ日本が本来持っている高い品格とプライド、勇気溢れる日本のリライズに完成する年だと規定しています。そして2025年迄に世界基軸教育を全世界に普及できる日本を2021年12月31日迄に完成させることを目標に掲げ奮闘しています。
庚子(かのえね)となる2020年は天地が愛し合うエネルギーですから、ダイナミックなデジタルの動きと世界基軸教育の心臓である大阪を令和維新の出発地にさせ、世界令和シティの連帯を具現化する令和維新の完成を北海道に持ってきて、平和の種という使命を与えようとしています。北海道は春夏秋冬の花が待って待って大爆発を起こすビックバンのエネルギーを持っています。心の宇宙を誕生させるには北海道のビッグバンのエネルギーと開発開拓の魂が重要ですし、大阪のダイナミックなデジタル動きのエネルギーと北海道のエクスタシーの爆発エネルギーを融合させることで、日本中に愛が溢れるリライズの心の動きが充満していくでしょう。
北海道の一年の半分は雪であるという弱点を強みに大反転させるSNS3.0は、北海道の人たちが中心になって全世界に広げていくソーシャルネットワーク空間を活用したビジネスモデルとなりますし、北海道の新しい産業プラットホームとしてどんなトータルビジョンを提供できるかは、改めて5.24北海道リライズフェスティバルで発表しようとしています。nTechとNR活動が、世界を基軸教育でまとめていく明治維新の完成であり、令和維新の力強い胎動に貢献できたら幸いです。
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