5月1日、令和時代幕開けのカウントダウンイベントに参加してくださった皆様、ありがとうございました。
開始5時間前という急な呼びかけにも関わらず、Facebookライブ配信にて多くの方々と共にお祝いすることができ、3,000人を超えるご視聴をいただけたこと、心から感謝いたします。
1996年から23年もの間、日本から新しい時代が始まる!という確信のもとにJAPAN MISSION、JAPAN DREAM、JAPAN MIRACLEを追求し実践し続けてきましたが、この令和元年のスタートは、単に日本だけの出来事ではなく、これまで地球上に生まれたすべての歴史文明に類を見ない、最も大きな事件として記憶される世界の記念日になることでしょう。
なぜなら、この2019年5月1日令和元年スタートは、物質文明から精神文明に変革させる日本文明の大反転ドラマ、そのリベンジのドラマが始まるきっかけになると確信しているからです。そんな神秘神聖な感情までも呼び起こす令和の幟(のぼり)がたったことに、嬉しくてワクワクが止まりません。
今から150年ほど前の明治維新において、白人・黒人・黄色人種の人種の格差と西洋と東洋の格差を、日本の底力の爆発によって見事に解消した功績を持つ日本。そして21世紀を迎えた今、「AI時代の無用者階級量産による共同体破壊格差の危機」と「人間存在意義の破滅の危機」という人類最大の2大危機が立ちはだかっています。その2大危機を同時に解決する中心概念「令和」という幟が立ったことは、再び人類の危機を救済したい!という日本文明の底力と愛の叫びだと私は感じています。
令和は、今「1」(=今ここひとつの心)で最も美しい調和をとる世界です。心の世界でみると、どんなジャンルからでも表現ができるので、今回はこのことを数学の「微分・積分」で表現してみましょう。
宇宙自然は多様で複雑な世界ですが、主語(S)と述語(V)の変化、運動、移動のパターンというようにシンプルにみれば、「何が(S)どのように動くのか(V)」という運動方程式で物理的に表現できます。さらに微分を続け、究極にシンプル化(微分)したとき、主語と述語の分離格差が一切なくなり、単純なひとつの動きに収斂されますが、そのとき、「永遠に変わらない動き」と、「条件によってコロコロ変わる動き」がひとつの動きとしてメタ次元の上昇が起きるのです。
私はこの動きをオリジナルマインドの動き、すなわち意識も無意識も生み出す世界の根源、宇宙の根源で捉えています。このひとつの動きから、エネルギーや時間、空間、存在を観るときにビューティフルハーモニー(令和)が鮮明に認識でき、これを「令和感覚」と呼んでいます。
令和は、全ての感覚を生み出す源泉的な感覚であり、しなやかで折れない不動の心、おもてなしの心に繋がる日本の心だと理解しています。
しなやかな心は、力を加えてもたわんだり曲がったりはしますが、決して折れることがありません。また、加えた力を抜けば元の形(源泉的な心)に戻ります。
そのしなやかさを「美しさ」と表現した場合、動作や態度にブレがなく、落ち着いた深さと芯が通った品格を表します。また、「柔軟さ」で表現した場合、考え方に偏りがなく、観点が広く深く、多様な次元を洞察できることを表します。多くの日本の仲間と接する中で、日本人の独特なしなやかな心と出会うことが多く感動に絶えません。
ポストモダニズム以降に蔓延する複雑性、多様性、多元性、特別性、個別性が生み出す酷い格差社会を大統合するには、今までの様に薄っぺらい表面意識で物事を認識していては、ますます摩擦や葛藤が深刻な状態に陥ります。
特に量子力学的世界観(観測行為が観測結果に影響するなど)が当たり前の時代、そしてAIの津波が来ている今の時代だからこそ、「心の健康」は最優先されるべきテーマです。
今の科学技術は、知能と意識を分離し、電子アルゴリズムがすべてをリードするとみているため、人間の体さえ「ただの情報処理システムの一つ」で捉える始末です。つまり、電子アルゴリズムより情報処理能力が低いバイオケミカルアルゴリズムで成り立つのが人体と見なしているため、人間の存在意義は破滅の危機に直面しています。
こんな時代だからこそ、日本の最も深い心であるしなやかで健康な心の大活躍を、この時代は待っているのです。「今ここ、ひとつ」の令和の世界は、日本が本来備え持つ美しさや偉大さ、神秘神聖さを活かして、心の時代を開発開拓していく日本のリーダーシップの象徴になるでしょう。
人類歴史を紀元前(BC)や紀元後(AD)で分けて表記する西暦に対し、唯一無二の分け方(元号)で名づけているのは日本文明だけです。ですから世界も、今回の日本の新元号にどんな意味があるのかと大いに関心を寄せました。しかし私は、今回の新元号・令和は、今までの元号とは大きな意味価値の違いを感じます。
人類はかつて味わったことがないほどの2大危機、つまり無用者階級層の量産という格差の危機と人間の存在意義の破滅というアイデンティティの危機に直面しており、だからこそ、日本文明の博愛、真理性が働き、その結果として「令和」という単語が誕生したのだと感じているのです。令和という単語に隠された博愛、真理を感じながら、人類の危機をチャンスに大反転させ、これまで経験したことない凄まじい大反転の美しいドラマが展開することを期待してしまうのです。
令和元年の出発と共に、今ここ、一番遠いところから、一番深いところから、また一番深い心から物事をみる「BIG観察」「完全観察」を案内するnTechが、日本の多くの皆様に令和感覚を案内出来る道具として愛されれば幸いです。
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