こんにちは。編集部の太田です。
日本は、平均寿命・高齢者数・高齢化のスピードという3点において、世界一高齢化社会と言われています。
科学技術の進歩によって、今後さらに平均寿命が伸びていくのは間違いありませんが、そのような時代だからこそ「病気と健康」について深く考えてみるのも良いかもしれませんね。
今回は、認識技術“nTech”を通して、誰もが病気にならず、常に健康な状態でいられる社会の実現は可能なのか?といったテーマをNohさんに質問してみました。ぜひご覧ください。
“観点の健康”を取り入れた健康の全体像
- 太田
- Nohさん、よろしくお願いいたします。
本日は、病気と健康についてうかがいたいと思います。
- Noh
- はい、よろしくお願いします。
- 太田
- 健康というキーワードを聞くと、身体的なものが一般的なイメージだと思うのですが、WHO(世界保健機関)では次のように定義されていますね。
【健康の定義】
“健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます”
(日本WHO協会 世界保健機関憲章前文より抜粋)
WHOが定義している内容は、一体どういうことなのでしょうか?
- Noh
- 霊的(スピリチュアル的)な健康も含まれますが、自分と自分の宇宙が実在するという錯覚のスクリーンの中での健康のことを言っていますね。
- 太田
- 健康にも種類があるのですね。
- Noh
- はい、そしてその概念自体もどんどん拡張されていますよ。
- 太田
- 拡張されているということは、WHOの健康の定義もまだ補う点があるということですか?
- Noh
- そうですね。 nTechでは“観点の健康”を取り入れています。
自分と自分の宇宙は実在しないという、錯覚のスクリーンの外も取り入れた新しい健康の全体像ですね。
本当の健康とは“病気がない状態”
- 太田
- “観点の健康”はどのようなイメージを持てば良いですか?
- Noh
- オールゼロ化感覚を獲得して、錯覚のスクリーンの外に出ることですね。
時間もない、空間もない、存在もない、エネルギーもない、永久エンジンである永遠不変のワンパターンの動きしかない、という基準点が“観点の健康”です。
- 太田
- nTechが伝えたい健康は、基準点が全く異なるということがよく分かるのですが、観点が健康になることに、どのような価値があるのでしょうか?
- Noh
- はい、nTechではスクリーンの中と外を自由に行き来する完全循環の状態が最も健康であると言っています。
永遠に変わらないワンパターンの動きしかない世界では、病気という概念自体があり得ません。
“観点の健康”によって病気がないのが当たり前になっていくのです。
- 太田
- なるほど。そもそも病気という概念自体ないのが本当の健康というのは、確かにその通りだなと思います。
- Noh
- 逆に時間もあって空間もあって存在がある世界では、必ず心や体の病気という概念が生まれ、病気があるのが当たり前になってしまいますよね。
- 太田
- 病気がないのが当たり前になる“観点の健康”すごいですね。
- Noh
- 植物も根っこがどれだけ深く広くしっかり伸びているのかによって、どんな花を咲かせるのかが変わってきますよね。
人間も社会も仕組みは同じです。
植物でいう根っこの部分である“観点の健康”があるからこそ、個人・組織・社会、そして文明までもが自然に健康になっていきます。
病気を生み出す原因は“認識疾患”にある
- 太田
- では、Nohさん。“観点の健康”が当たり前にならず、なぜ人間は病気になってしまうのでしょうか?
- Noh
- 人間は、「人間5感覚」と「脳の認識の結果である錯覚のスクリーン」の中につかまれている状態です。
つまり、体だけが自分と思い込んでいる状態では、永久エンジンである永遠に変わらないワンパターンの動きと繋がることができません。
ストレスやプレッシャーも多くなりますし、条件・状況・環境によってスピードよく条件反射しなければならず、何かのきっかけですぐに病気になってしまいます。
nTechでは、この状態を“認識疾患”と表現しているのですが、まずはこのことを理解することですね。
- 太田
- 人間5感覚と脳を持っている人間はみな“認識疾患”だということですか?
- Noh
- はい。歴史上すべての人間、これから生まれてくる人間がみな“認識疾患”と言えますね。
- 太田
- しかし、錯覚のスクリーンの中につかまれている状態でも、今まで人間は病気にならないよう健康で生きようと心がけてきたと思うのですが?
- Noh
- そうですね。 人間5感覚脳の認識の結果である3次元の錯覚の世界では、人間は死亡率100%です。
その基準点から見たら、いかに長く生きるのかが価値になるのは当然のことだと思いますが、それは同時に健康の基準がそこで止まってしまっているとも言えますね。
- 太田
- なるほど。3次元の観点で見たら、長寿の人が健康というイメージが一般的になっているのもうなずけますね。
- Noh
- 体の寿命が200歳くらいになる時代を考えてみてください。
これからナノ技術などがもっと発達し、体の中にチップが入ったり血管の中を掃除したりすることが可能になっていくのが当たり前になるとしたらどうでしょうか?
- 太田
- ん~、寿命が200歳になるなんて想像もつきませんが…、それはどういうことを示唆しているのですか?
- Noh
- 体の病気に関する悩みがなくなって、関心が精神やスピリチュアル、観点の問題に移動していくということです。
- 太田
- なるほど、健康に対する概念が自然と拡張されていきそうですね。
- Noh
- ただ、身体的な病気がなくなったとしても、精神的またはスピリチュアル的な病気自体はなくなりません。
認識疾患を解決して完全循環が起き、病気がない状態が当たり前になることが本当に必要な時代になってくると思います。
人間を動かす目に見えないエンジン
- 太田
- 認識疾患が解決できて健康の概念が変わることによって、個人の生活や社会までガラリと変化していきそうな気がしますね。
- Noh
- そうですね。
では、人間個人に対してもう少し整理してみたいと思うのですが、こちらの絵を見てください。
これは、人間を動かすエンジンを整理したものです。
ここで何が言いたいかというと、“観点の健康”が当たり前になって、本来の自分である永久エンジンと繋がってほしいということですね。
- Noh
- 例えば、人間の肉体的な死を考えた時、どのエンジンがストップすると思いますか?
- 太田
- 精神エンジンと生命エンジンでしょうか。
- Noh
- はい、その通りですね。
人間が寿命を迎えたり事故にあって死んでしまったりしたとしても、物質エンジン、光エンジン、エネルギーエンジン、そしてそれら全てを動かす根本の永久エンジンはストップしません。
- 太田
- それはどういう意味で捉えれば良いのでしょうか?
- Noh
- 本来は死というものは存在しないという意味でもあります。
人間はどうしてもこの体が自分であることに執着するものですよね。しかし、生老病死の苦しみから全て解放されるためには、それを手放せるのかどうかということが本当に重要です。
- 太田
- 「この体が自分だ」という執着によって、生老病死の苦しみが生まれるということですか?
- Noh
- はい、そうです。だからこそ、永遠不変のワンパターンの動きから成り立つエンジンの仕組みを理解して、病気や死の恐怖から自由になることが必要です。
体の人間という服を脱いで、本物の自分との新しい出会いをしてほしいなと思いますね。
- 太田
- 認識疾患を解決して“観点の健康”が当たり前になれば、生老病死の苦しみを卒業できる。これは、人類にとって偉大なテーマですね。
認識疾患を解決するのは、科学技術ではなく認識技術
- 太田
- では、Nonさん。どのように認識疾患を解決していくのかについても聞かせていただけますか?
- Noh
- 認識疾患を解決するには、オールゼロ化感覚を獲得して、錯覚のスクリーンの外に出ることですね。
- 太田
- オールゼロ化感覚とはどのようなイメージでしょうか?
- Noh
- 脳の錯覚の仕組みを理解し、永遠不変のワンパターンの動きである5次元、境界線が作られてエネルギーが生まれる4次元、人間5感覚脳の認識の結果である3次元をすべて統察した状態であり続けることですね。
それを可能にするのが認識技術です。
- 太田
- 科学技術では、5次元・4次元・3次元を統察できないのですか?
- Noh
- 科学技術は存在があるのが大前提で、人間そのものを変化させることはできません。
オールゼロ化感覚は、時間もない、空間もない、存在もない、エネルギーもない、永久エンジンである永遠不変のワンパターンの動きしかないということが基準点です。
自分と自分の宇宙は実在しないということが大前提になるのは、認識技術を使わなけ れば絶対に不可能なのです。
- 太田
- 科学技術の限界を補う認識技術に、すごく可能性を感じますね。
このパートは、なかなか精密にイメージをお伝えするのが難しいと思うので、過去の記事などをご覧いただくか、nTechのセミナーを受講していただければ、より理解が深まると思います。
- Noh
- 健康や病気の関係、その仕組みなど、健康の本質を明らかにするnTechメソッドセミナーもありますので、興味のある方はぜひご受講いただければと思いますね。
- 太田
- では最後に、読者のみなさんに対してメッセージをいただけますか?
- Noh
- 科学技術が発達すればするほど、病気と健康の概念自体が変わってきます。
脳の観点、脳の錯覚の仕組みを人類が明確に理解して、認識疾患を解決している状態が当たり前になれば、病気の概念がなくなり、健康な個人・組織・社会・文明が創られていくと思います。
ぜひそれを一緒に創っていきましょう。
- 太田
- ありがとうございました。
認識疾患を解決する認識技術を通して、健康な人間が増え、健康な社会が広がっていくことが希望だと感じました。
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いかがでしたでしょうか。
・病気とは何なのか?(what)
・なぜ病気になるのか?(why)
・どのように病気を治すのか?(how to)
ということについて、Nohさんにうかがうことができました。
病気という概念自体がなくなった近未来のイメージを持つことができましたか?
誰しも、病気にかかればそれを治そうとするのが一般的ですよね。
それに対して認識技術は、そもそも病気という概念を生み出す根本原因から解決していくという、アプローチが全く異なる解決方法です。 ぜひ、興味を持っていただければ幸いです。
<参考記事>
▶毎日が面白くなる「nTech」入門編Vol.2 ~ストレスフリーなライフスタイルを手に入れるたった一つの方法とは!?~
▶未来はここにあった!人間性能の事を知って、未来秩序の全体像を掴もう。