こんにちは!編集部の安田です。アメリカ大統領選挙の結果、出ましたね。あなたは、トランプ次期大統領という結果を、どのように受け止めていますか?
SNSでも、各主要ニュースでも激しいデモや、逆に賛美の情報も流れています。いずれにせよ、世界がアメリカに注目するくらい、アメリカ中心で動いている世界情勢があると見えます。
ところで、時代は西洋がリードしているといえます。車や飛行機などの商品技術。資本主義や民主主義のなど社会の仕組み。弁護士や会計士等の職業、医療や、数学物理学といった学問も。最近では人工知能やIOT等、すべてにおいて西洋が主導権を握って時代をリードしています。
でも、ふと疑問に思いませんか?果たして、西洋と東洋の格差はいつからなぜ起きたのでしょう。21世紀のゆくえは、いかに!?
こんな疑問を、Nohさんに伺うことができました。
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しかし近年、金融資本主義のひずみや、シンギュラリティ問題など、あらゆるところで西洋が創った枠組み自体が限界にきていますよね。
このままいくと更に混迷の時代になりそうですが、今世界は何を変化させれば良いのでしょうか。
そもそも西洋と東洋の格差はいつから、なぜ起きたのでしょうか。
この認識には一つの共通点があります。
それは「変わらない世界から、変わる世界」をみているということ。
その基準が西洋と東洋では全く違うのです。
まず西洋の認識基準は〝世界の根源は何なのか″を知りたくて追求してきました。
近代革命以降、デカルト座標XYZ軸が出ることによって、縦横高さの「3次元」の認識ができるようになります。XYZ軸は誰が見ても変わらない。この世界を同質で認識し、基準点としています。
安田さんは「リンゴはなぜ落ちるのか?」というフレーズを聞いたことがありますよね。
一方東洋の質問はというと〝人間は何の為にどう生きればいいの?″と人間に対しての質問だったんですね。だから人間が基準なんですよ。
出発が人間だから、人間の5感覚から見たら前後左右の平面世界は動かずにずっと固定していると思うじゃないですか。でも上下は動く。この2次元平面を基準点にしたんです。
そして上下の世界を別のものとして+1次元で認識している。だから「2+1次元」で認識したんです。
例えで言うと東洋の疑問は「なんで地球は落ちないの?」といった感じです。
地球が宇宙空間の真ん中に浮かんでいるとしたら、上下があるから落ちるはずなのに何故落ちないのって思うじゃないですか。そんな疑問を持っているのが東洋です。
似てるような質問だけど基準が全く違う。
これを動物で表現するならば、東洋の認識2+1次元は蟻さんの人生、そして西洋の認識3次元は鷹の世界のようなものです。
蟻は平面を基準に地面をひたすら這ってるだけ。しかし鷹は大空を飛ぶこともできるし、平面を歩くこともできる。蟻の世界と鷹の世界、比較するとどうですか?
それだけでもすごい格差ですが、更に西洋はアインシュタインの一般相対性理論によって時空間と存在は同質のものとして理解されるようになりました。存在の質量の分布と時空の曲率はイコールだということが証明された。
そこに時間軸を取り入れたことで4次元化しました。
最後に一つ伺いたいのですが、なぜそもそも東洋と西洋の質問が違うのでしょうか。
西洋の特徴は、分けて分析しながら究極の根源を探していく。
これは男性的なエネルギーなんですね。
一方東洋は、全部を受取った上で融合させ、何の為にどう生きるのかという疑問にいく女性のエネルギー。
実は今、西洋の質問に対する追求がそろそろ終わる時にきています。
今、数学上では明確にこの宇宙137億年の成り立ちを一つの数学方程式でまとめる事ができています。ヒモ理論、M理論で。でも、観点の問題を取り入れていないからそれがどういうことがわからない。
物質を所有することで幸せを手に入れてきた時代から、認識の時代へ
世界の根源に対する答えが完成した状態で、次は東洋の質問へと向かっていく。
これからは東洋が活躍する時代が来るんです。
これからは西洋から東洋へ大きな歴史のパラダイムが変わるタイミングですね。
Nohさん、私めちゃめちゃワクワクしてきました!ありがとうございました。
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いかがだったでしょうか?
歴史のパラダイムが変わる時、それは、認識のパラダイムが変わる時。
新しい未来に対して興味を持ってくだされば幸いです。
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