2013年は、アメリカや中国のリーダーも含め、韓国の大統領や日本の総理大臣がニュースタートをきる年になります。また、20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮と60年周期の出雲大社の大遷宮が同時に行われるという、1200年に1度来る大きな変化のきっかけ、チャンスになる年です。
ヨーロッパの金融不安、青年失業率の増加、雇用問題、少子高齢化、二極化する貧富格差(1%と99%)、新しい成長エンジンを創出できない問題、エネルギー問題など、文明の危機といえる複合的危機状態をどのように克服していくのか?を各国のリーダー達は喫緊の課題として突き付けられています。
産業社会の成功のモデルである日本を情報知識社会の成功モデルにさせるために、日本社会全体をどのように新しく編集デザインすればよいのでしょうか?
この大いなる歴史・時代の流れと方向性を転換させるためには、明確な意思を持って国家の方向性を定める宣言が必要となります。
安倍政権の円安デフレ脱却宣言は、とても勇気ある宣言だと言えるでしょう。歴史の方向転換がない政治は、変化の激しい時代においては産業廃棄物となります。
政治におけるリーダーの役割は、方向性の提示です。
経済成長のスピードと物価上昇スピードのバランスによって、日本の未来が決定されるのが2013年です。政府投資+輸出+民間投資+民間消費によって経済成長がなされますが、公共投資(政府投資)はあれども民間投資&消費が低いままでは、本物の経済成長にはつながりません。
給料が上がり、仕事場も増え、新しい職業、未来価値を創出できる技術が誕生すれば日本は、新しい世紀をリードする国家となります。逆に、経済成長のスピードが物価上昇スピードに追い付かなければハイパーインフレに陥る可能性さえ皆無ではありません。
アベノミクスが成功する鍵は、新しい専門職を誕生させることができるか否かに掛かっています。
弁護士、医師などの専門職より愛され、尊敬される仕事。未来の価値を創造できる専門職が誕生すれば、そこに職場が生まれ、市場となり、やがては新しい産業として日本から世界に輸出できるようにもなります。
日本発、世界中から愛され尊敬される専門職は「人を悟らせる職業」しかありません。意識の進化を実現させるプロを育てることができれば、産業社会、情報知識社会を包越する希望ある未来社会を日本からスタートすることができるのです。
これから、日本の底力が観術と出会って、物質文明を精神文明に転換させ、人類の黄金時代を引っ張っていく時代になるのは間違いありません。
悟りを当たり前(一般常識化)させ、新しい職業として文系ベンチャーを育成し、悟りを現実に応用活用する個人・組織が活躍する風土を創ることができれば、日本から未来技術・未来価値が世界に広がって行くようになります。
新しい勢力が目指す流れに乗った政治リーダーの誕生と、その政治リーダーの方向提示が伴えば、日本はヨーロッパ・アメリカが突破できなかった先進国の病を突破できる歴史唯一の超一流先進国になり、70億世界人類を大統合できる偉大な勝利を勝ち取ることができるのです。
その為にも、日本発の認識革命を土台にした情報知識社会をリードする教育産業、すなわち、悟った人づくり国家となることを明確に宣言する必要があります。
アベノミクス日本が、人類の黄金時代を開花させるリーダーシップを発揮するために、西洋文明と学術を越える観術が日本文明の中心軸と繋がり、これまでの文化文明をバージョンアップさせる未来を共に創造してまいりましょう。
Noh Jesu