4月1日、日本の新元号「令和」が発表されました。
「令和」という新元号になることは、JAPAN MISSION、JAPAN DREAM、JAPAN MIRACLEを23年前(1996年)からずっと訴え、実践し続けてきた私にとって、とても嬉しい事件でした。
この「令和」という新元号は、日本の幟(のぼり)・旗を象徴していると私は捉えています。
「旗を立てる」とは、新しいチャレンジ・勇気・リーダーシップ発揮の宣言であり、誰もやったことのないことを初めてやることの宣言でもあります。
つまり、「令和」は、やっと日本がリーダーシップを発揮する旗を立てたという意味です。
時代は二つの大きな危機を迎えています。
一つは格差の危機です。既にあらゆる格差が広がっていますが、AI(人工知能)の登場によって「人類歴史最大の不平等・格差社会」が訪れるのも目前です。
もう一つは、人間のアイデンティティ、尊厳の危機です。
人間の感情までも生化学のアルゴリズムで統制されるだろうと言われ、また、多くの人々が、仕事場のない「無用者階級」になることも予測されています。
私は、日本が世界に誇るべき功績の一つとして明治維新を挙げています。
明治維新は、西洋と東洋の格差、白人優越主義の人種の格差が生み出す、強烈な不平等社会を解決した偉業だと思います。
そんな偉業を成し遂げた日本だからこそ、今の時代の危機をチャンスに大転換させるミッションがあるのです。
AIが生み出す、無用者階級の大量生産による不平等社会の危機と、人間の尊厳の危機。これらの危機の突破口を開いて、美しい人間尊厳時代の幕開けを主導できることが、この時代の日本の価値ではないでしょうか。
nTech(認識技術)は、時間・空間・存在・エネルギーの全てが融合可能になるIoEを主導する技術であり、相対性・差別性の問題を解決し、目で見るだけではなく、心感覚による完全観察を可能にする技術でもあります。
この技術の誕生を通して、インターネット時代の主導権を西洋から日本に移動させるきっかけとなるべく、これまで研究開発してきました。
人間一人ひとりの認識構造の改革が起きる認識革命時代、それをリードしていくのは、和心の日本だと私は確信しています。
nTech(認識技術)が、日本の本来の可能性、そして美しいリーダーシップを発揮する道具として貢献できるよう、これからも努めてまいりたいと思います。
Noh Jesu